分厚さに一瞬ひるんだけれど、読み始めたら長さを感じさせないほど引き込まれた。潜伏先を転々とする鏑木からにじみ出る優しさに、本当にこの人が犯人なのかと疑いながらページをめくる手が止まらなかった。あとがきの最後の一文にまで胸を打たれる読書体験だった。
出典:ブックライブ 電子書籍ストア レビュー(要約)
まるで自分も一緒に逃亡生活を送っているかのような緊迫感があった。潜伏先が変わるたびに募る不安と孤独。読み進めるうちに鏑木の人柄や聡明さに胸を締めつけられ、冤罪というものの恐ろしさを、読み終えたあとも長く考えさせられた。
出典:個人読書ブログ「かなりあ」掲載レビュー(要約)
一家殺人の罪を着せられ死刑執行を待つ主人公が、自らの無実を証明するために闘う物語。自分の身が危ういのに、行く先々で誰かを助けようとする姿に胸を打たれた。結末は悲しいけれど、読み終えたとき、なぜか心があたたかくなっていた。
出典:楽天ブックス カスタマーレビュー(要約)
評判が良かったので読んでみたが、600ページ超の長編でも飽きずに読み切れる面白さは確か。ただ、逃亡劇にしては緊張感やヒリヒリするような心理描写が薄く、行く先々での心温まる出会いのエピソードが中心になっている印象で、想像していたサスペンスとは少し違った。
出典:楽天ブックス カスタマーレビュー(要約)
終盤に向けて、登場人物の思い込みや推理の根拠がかなり薄く感じられ、そこから急に興味が失せてしまった。冤罪の残酷さを伝えたい作品だとは思うが、伏線として提示された要素の一部が最後まで回収されないままだったのも残念だった。
出典:楽天ブックス(review.rakuten.co.jp)カスタマーレビュー(要約)